Visual Basic 準備講座
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Visual Basic 2010 Express インストールの手引き

マイクロソフトから無料でダウンロードできるVisual Basic 2010 Expressのダウンロードから、インストールして使用可能になるまでの手順を画像つきで説明します。

概要

・Visual Basic 2010 Expressのダウンロードからインストール、製品登録までを説明します。

・すべて無料で実行できます。

・製品登録には次のどちらかが必要になります。

  • Windows Live ID

  • または、メールアドレス

・製品登録をしないと、インストールから30日後にVBを使用できなくなります。

・Windows XP SP3、Windows Vista SP2、Windows 7が対応OSです。

 

手順概要

 

Webインストールと呼ばれる簡単な仕組みが用意されていてシンプルな手順で済みます。すべての手順は無料で実行できます。

 

1.インストール

これが完了しただけでとりあえず29日間はVisual Basicの使用が可能です。

2.製品登録

30日以上VBを使用する場合必須です。このときWindows Live IDを持っていない場合、Windows Live IDの取得も行います。。そのときにメールアドレスが必要になります。

 

以下ではこの両方を説明します。普通は最初に製品登録までやってしまいます。

所要時間はダウンロードも含めて1時間程度。もちろん環境によって異なります。

OSはWindows XP SP3以上、Windows Vista SP2以上、Windows 7。1GB以上のメモリと400MB程度のハードディスク空き容量が必要なものと思います。

 

 

1.インストール

 

1−1.以下のURLにアクセスします。

http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/express/

 

1−2.Visual Basic 2010 Express Web インストール(ダウンロード) をクリックします。

インストールのリンク

※似たようなものがいくつかあるので注意してください。

 

1−3.以下のようなセキュリティ警告が表示されるので「実行」をクリックします。

ファイルのダウンロード - セキュリティ警告

※ダウンロードを開始するまではOSの種類によって画面や表示される内容が異なります。

博士のワンポイントレッスン
 V太 V太  博士〜!ダウンロードが始まらないでなんか、全然違う画面になっちゃいます!変なページに行っちゃいます!
Microsoft Search
■http://search.microsoft.com/?mkt=en-US
博士 博士 おぉ。これはのぉブラウザーの言語設定が指定されていない場合なのじゃ。これではダウンロードができんから、ブラウザーの言語を日本語にしないとダメじゃよ。
V太 どうすればいいんですか?
博士 Internet Explorer (IE) の [ツール]メニューから[インターネット オプション]を選択し、「言語」ボタンを押してから、「追加」で日本語を追加すればよいのじゃ。
IEのインターネットオプション

言語の優先順位
使っているIEのバージョンによって少し違うみたいじゃが、日本語を選択すれば大丈夫じゃろう。

 

1−4.以下のような確認が表示される場合は「実行する」をクリックします。

セキュリティの警告

※ダウンロードを開始するまではOSの種類によって画面や表示される内容が異なります。

 

1−5.「セットアップへようこそ」の画面が表示されます。「次へ」をクリックします。

セットアップへようこそ

 

1−6.「ライセンス条項」の画面が表示されます。「同意する」を選択してから、「次へ」をクリックします。

※ライセンス条項への同意は自己責任でお願いします。

ライセンス条項

 

1−7.「インストール オプション」の画面が表示される場合は、2つのチェックボックスをチェックしてから「次へ」をクリックします。

※チェックしないでVisual Basicをインストールすることもできますが、チェックすることをお奨めします。既に別の手段でこのオプションがインストールされている場合はこの画面は表示されません。

インストールオプション

ヒント 2つのオプションの説明

Microsoft Silverlight(読み方:Silverlight = シルバーライト)はInternet ExplorerなどのWebブラウザ上でプログラムを動作させるための仕組みです。ここでインストールされるのはSilverlightのプログラムを動作させる仕組みだけで、Silverlightを自分でプログラムすることまではできません。Silverlightの仕組みでVBでプログラムするにはVisual Web Developer 2010を使用します。

Microsoft SQL Server 2008(読み方:SQL Server = エスキューエル サーバー)はデータベースです。VBでデータベースを操作するプログラムをするときのデータベースとしても使用できますし、各種ツールがSQL Serverを利用して動作するので、自分では使用しないつもりでも何かのツールを使用する際に必要になることがあります。

 

1−8.「コピー先フォルダー」の画面が表示されます。「インストール」をクリックします。

※インストールするフォルダーを変更したい場合は、適宜変更してください。既に別の手段でVisual Basicが使用している部品がインストールされている場合、このフォルダーを変更することができない場合があります。

コピー先フォルダー

 

1−9.しばらく待ちます。

ダウンロードとインストールの進行状況

 

1−10.再起動する必要があると表示された場合は、「今すぐ再起動」をクリックしてWindowsを再起動します。

再起動後は自動的に再開されます。

再起動

※私のWindows XPで試したところ、2回再起動が必要でした。環境により再起動の回数は異なります。再起動が必要ない場合もあります。

 

1−11.「セットアップが完了しました」の画面が表示されます。「終了」をクリックします。

これで、Visual Basic のインストールが完了したので29日間は自由にVisual Basic を使用できます。30日以上使用する場合(つまり、ほとんどの場合)は続けて製品登録を行います。

セットアップが完了しました

 

2.製品登録

 

ここから先の作業を行うには、次のどちらか1つが必要です。

 

2−1.Visual Basic 2010 を起動します。

Visual Basicを起動するにはスタートメニューから「すべてのプログラム」 - 「Microsoft Visual Studio 2010 Express」 - 「Microsoft Visual Basic 2010 Express」をクリックします。

 

2−2.VBの画面で上にあるメニューから[ヘルプ] - [製品の登録] をクリックします。

製品の登録メニュー

 

2−3.製品の登録画面が表示されます。「オンラインで登録キーを取得する」をクリックします。

このボタンが表示されずに、「既に登録されています。」と表示されている場合は、既に製品登録が完了しているので何もする必要はありません。

製品の登録画面

 

2−4.サインイン

Windows Live IDを持っている場合、メールアドレスとパスワードを入力して、MSDNにサインインします。

Windows Live IDは持っていないが、メールアドレスを持っている場合、「今すぐ登録」または「新規登録」をクリックしてWindows Live IDを取得します。Windows Live IDの取得方法はここでは説明しませんが簡単に取得できます。

Windows Live IDもメールアドレスも持っていない場合、製品登録はできません。

MSDNにサインイン

 

2−5.名前などの情報を入力し、いくつかのアンケートに答えます

登録画面上

 

2−6.すべての必須項目を入力した後で、一番下にある「次へ」をクリックします。

登録画面下

 

2−7.画面に登録キーが表示されます。登録キーをマウスで選択してコピーします。

この画像では登録キーはぼかしてありますが、ここに数字とアルファベットが表示されています。

 

2−8.製品の登録画面の登録キーにコピーした登録キーを貼り付けます。その後で「今すぐ登録」をクリックします。

製品の登録画面

 

2−9.以上で製品登録は完了です!お疲れ様でした!

これで、あなたは永遠に無料でこのVisual Basicを使用し続けることができます!

 

 

 

なお、[ヘルプ] - [製品の登録]をクリックすると、既に登録済みであることが確認できます。

 

さあ!次の段階へ!

次の段階は入門講座第1回です。まずはVBを起動して簡単なプログラムを作成します!