Visual Basic 準備講座 |
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概要 ・Visual Basic 2008にはダウンロードして使用できる無料版がある。 ・無料版のことをExpress Edition (エクスプレスエディション)と呼ぶ。 ・無料版も有料版もプログラミング言語としてのVBの機能はまったく同じ。 ・無料版で作ったプログラムを営利目的で使用したり、販売することも許されている。 ・無料版と有料版の差は操作画面の機能や各種ツールの有無。 |
Visual Basic 2008(以下VB2008)には有料版の他に無料でダウンロードして使用できる版も用意されています。ですから、興味を持ったならばすぐにダウンロードして使用を開始することができます。
無料版のことを正式にはExpress Edition(エクスプレスエディション)と呼びます。EEと略す人もいます。その他の名前がついているStandard Editonとか、Professional Editionとか、Team Suitとかは全部有料版です。
VB2008無料版(Express Edition)のダウンロード
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/express/
リンク先はマイクロソフトのページです。
VB2008無料版(Express Edition)のインストール手順
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/express/beginners/2008/default.aspx
リンク先はマイクロソフトのページです。手順を見なくても簡単にインストールできますが、どうしても見たい人は参考にしてください。手順の後半には単純なプログラムの作成例もあります。
さぁ、インストールが完了したら、さっそく当Visual Basic 中学校の入門講座から始めてみましょう!
プログラミングは楽しく知的で実際の役にも立つ最高の趣味です。プログラミングライフを満喫してください。
なお、IEなどのブラウザ上で動作するWebアプリケーションを作りたい場合は、Visual Web Developer(ビジュアルウェブデベロッパー)が必要です。これにも無料のExpress Editionが存在します。ダウンロードサイトはVB2008と同じです。Visual Web DeveloperはWebアプリケーション限定ではありますがVBとC#の両方が使えます。
ダウンロードしてインストールして実際に使用する手順があまりにも簡単なので喜んで使っているとあっという間に1ヵ月たってしまいます。製品登録をしないと1ヵ月経過後に使用できなくなるので注意してください。
製品登録をするには、VB2008を起動して、[ヘルプ]メニューの「製品の登録」をクリックします。
クリックすると、たしかマイクロソフトのWebサイトに飛んであとは指示通りいくつかの手順をふむだけです。もちろんすべての手順は無料で実行できます。特に難しいことはないのですがメールアドレスが必要です。ライセンス登録するときだけ使うアドレスなので自分のアドレスを持っていない人は身近な人に頼んでアドレスを使わせてもらいましょう。
たしか、ランセンス登録後に1回メールが送られてきて、そのメールの中に書いてある番号をVBに入力すると永遠に使用できるようになるという流れだったと記憶しています。
この登録手順は記憶をもとに書いているので少し不正確かもしれません。迷ったら掲示板にてお尋ねください。
実はプログラミング言語としてのVB2008には無料版と有料版の違いはまったくありません。それどころか無料版で作成したプログラムを実際の仕事で活用したり、誰かに売ったりしてもよいということになっています。
実際に私が使った感じでもかなり好感触です。普通の趣味程度のプログラムや、あるいは仕事でも高度な品質が求められていないシーンであれば問題なく使えます。使い心地も悪くないです。
では、どこに違いがあるかというと、画面や各種ツールの充実度です。いくつか例を挙げますが、ここで紹介しているのはほんの一例で他にも差別されている点はたくさんあります。
それから、ここでは一口に「有料版」と呼んでいますが、有料版にも何種類かあって機能が異なります。だから、これを読んで有料版が欲しくなっても買う前に、目的の機能を持っているのはどれかちゃんと調べるようにしましょう。有料版の店頭価格は数万円から100万円超です。高いです…。有料版を買う場合は失敗の許されない買い物となるでしょう。
違いの例1.検索機能
いろいろな機能を作っているとプログラムがどんどん長くなっていきます。そうすると、以前にどこか書いたものを検索したくなります。Express Editionでも検索はできますが、有料版の方が使いやすいしいろいろな検索ができます。
違いの例2.チーム開発機能
有料版にはチームを組んでプログラムを開発するための支援機能があります。Express Editionにはありません。
違いの例3.分析機能・テスト機能
有料版にはシステムのパフォーマンスをいろいろな角度から検証したり、機能のテストを支援するための機能があります。Express Editionにはありません。
まだまだいろいろあるのですが、プログラムを始める前の方向きにはなかなか説明しにくいので割愛します。このようなわけですからとりあえず無料のExpress Editionを使ってみてください。