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Visual Studio Express 2012 インストールの手引き

 マイクロソフトから無料でダウンロードできるVisual Studio Express 2012のダウンロードから、インストールして使用可能になるまでの手順を画像つきで説明します。

これをインストールするとVisual Basic 2012を使ったプログラムができるようになります。(同時にC#、C++もインストールされます。)

Express版には何種類かありますが、ここでは私が一般的だと思うWindows デスクトップ版のインストール手順を説明します。

概要

・Visual Studio Express 2012 (for Windows Desktop)のダウンロードからインストール、製品登録までを説明します。

・すべて無料で実行できます。

・製品登録をしないと、インストールから30日後にVBを使用できなくなります。

・製品登録には次のどちらかが必要になります。

  • Microsoft アカウント(旧Windows Live ID)

  • または、メールアドレス

 ・Windows 7 SP1、Windows 8が対応OSです。

 

手順概要

 

Webインストールと呼ばれる簡単な仕組みが用意されていてシンプルな手順で済みます。すべての手順は無料で実行できます。

 

1.インストール

これが完了しただけでとりあえず29日間はVisual Basicの使用が可能です。

2.製品登録

30日以上VBを使用する場合必須です。この製品登録にはMicrosoft アカウント(旧Windows Live ID)が必要です。Microsoft アカウントを持っていない場合でも何かのメールアドレスを持っていれば、すぐにMicrosoft アカウントを取得して製品登録することができます。

以下ではこの両方を説明します。普通は最初に製品登録までやってしまいます。

所要時間はダウンロードも含めて1時間程度。もちろん環境によって異なります。

OSはWindows 7 SP1以上、Windows 8。1GB以上のメモリと5GB程度のハードディスク空き容量が必要なものと思います。

 

 

1.インストール

 

1−1.以下のURLにアクセスします。

http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn#downloads

2013年11月28日現在の最新版は Visual Basic 2013です。
以下のURLからダウンロードできます。

http://www.visualstudio.com/downloads/download-visual-studio-vs#d-express-windows-desktop

製品名はVisual Studio Express 2013 for Windows Desktopです。画面やインストール手順はここで説明している内容と少し違う部分もありますがだいたい同じです。

 

 

1−2.Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop をクリックします。

※似たようなものがいくつかあるので注意してください。

 

1−3.今すぐインストールをクリックします。

 

1−4.以下のような確認が表示されるので「実行」をクリックします。

 ※インストールを開始するまではブラウザーやOSの種類によって画面や表示される内容が異なります。

 

1−5.以下のような確認が表示される場合は「はい」をクリックします。

 ※インストールを開始するまではブラウザーやOSの種類によって画面や表示される内容が異なります。

 

1−6.セットアップが開始されます。「ライセンス条項に同意する」をクリックしてチェックをした状態にします

※ライセンス条項への同意は自己責任でお願いします。

 

1−7.「インストール」をクリックします。

※インストールするフォルダーを変更したい場合は、適宜変更してください。既に別の手段でVisual Basicが使用している部品がインストールされている場合、このフォルダーを変更することができない場合があります。

 

1−8.しばらく待ちます。

 

1−9.再起動する必要があると表示された場合は、「今すぐ再起動」をクリックしてWindowsを再起動します。

再起動後は自動的に再開されます。

 ※私のWindows7で試したところ、1回再起動が必要でした。環境により再起動の回数は異なります。再起動が必要ない場合もあります。

 

1−10.「セットアップが完了しました」の画面が表示されます。「起動」をクリックします。

これで、Visual Basic のインストールが完了したので29日間は自由にVisual Basic を使用できます。30日以上使用する場合(つまり、ほとんどの場合)は続けて製品登録を行います。

 

2.製品登録

 

ここから先の作業を行うには、次のどちらか1つが必要です。

 

2−1.Visual Studio 2012 を起動します。

手順1−10から続けて製品登録を行う場合は既にVisual Studio 2012が起動しています。

Visual Studio 2012が起動していない場合は、スタートメニューから「すべてのプログラム」 - 「Microsoft Visual Studio 2012 Express」 - 「VS Express for Desktop」をクリックします。

 

2−2.ライセンス登録画面が表示される場合は「キャンセル」をクリックします。

 

2−3.Visual Studio 2012が起動したら、[ヘルプ] - [製品の登録]をクリックします。

 

 

2−4.製品の登録画面が表示されます。「オンラインで登録」をクリックします。

このボタンが表示されずに、「閉じる」ボタンが表示される場合は、既に製品登録が完了しているので何もする必要はありません。

 

2−5.サインイン

Microsoft アカウント(旧 Windows Live ID)を持っている場合、メールアドレスとパスワードを入力して、サインインします。

Microsoft アカウントは持っていない場合は、「新規登録」をクリックしてMicrosoft アカウントを取得してからサインインします。Microsoft アカウントの取得方法はここでは説明しませんが簡単に取得できます。

なお、Microsoft アカウントを取得するには何かのメールアドレスが必要です。メールアドレスも持っていない場合は製品登録はできません。

 

 

2−6.姓名などの情報を入力し、いくつかのアンケートに答えます

 

2−7.すべての必須項目を入力した後で、一番下にある「続行」をクリックします。

 

2−8.画面にプロダクトキーが表示されます。プロダクトキーをマウスで選択してコピーします。

この画像ではプロダクトキーの部分は黒く塗りつぶしていますが、ここに数字とアルファベットが表示されています。

 

2−9.製品の登録画面のプロダクトキーコピーしたプロダクトキーを貼り付けます。その後で「次へ」をクリックします。

 

2−10.以上で製品登録は完了です!お疲れ様でした!

これで、あなたは永遠に無料でこのVisual Basicを使用し続けることができます!

 

 

 

 

なお、[ヘルプ] - [製品の登録]をクリックすると、既に登録済みであることが確認できます。

 

 

さあ!次の段階へ!

次の段階は入門講座第1回です。まずはVBを起動して簡単なプログラムを作成します!