表紙へ

Tech・Ed Yokohama 2004

 

今回は、マイクロソフト主催Tech・Ed Yokohama 2004にV太とB子と博士が参加したときの様子をお伝えします。

 

1.会場に到着

 

V太:博士〜!やっと会場のパシフィコ横浜に着きましたよ!

B子:私、Tech・Edに参加するのはじめてなの。わくわくするわ。

博士:うむうむ。V太とB子にはまだ内容は難しいとも思うがせっかくINETAJの好意で参加することができるようになったのだから、いろいろ見学しておくと良いじゃろう。

実は博士。ぼく、まだTech・EdとかINETAJのことがよくわからないんですけど、なんなんですか、これ?

Tech・Edは、マイクロソフトが毎年開催しているイベントの名前じゃ。主に最新の技術の紹介を中心とした、さまざまなセッションと呼ばれる講習があるのじゃ。今回は4日間にわたって100以上のセッションやイベントがもよおされるのじゃ。

なんだか、プログラミングの万博みたいね。

INETAJはじゃな、主に .NET 技術を中心に集まっている技術者たちのグループなのじゃ。マイクロソフトが公式に支援していて、@ITやPassJなど有名な団体も所属しておる。Visual Basic 中学校もINETAJに加盟しておるわけじゃ。

@ITならぼく知っています。有名なWebサイトですよね。

@IT へはトップページのリンクをたどっていくことができますので、是非一度のぞいてみてください。

 

2.セッション

 

さぁ、いよいよセッションを聞いてみよう。今回は次期Visual Studio 2005や、SQL Server 2005などホットな話題が豊富じゃ。

どのセッションを受講すればよいのか迷うな〜。

まずは、ADO.NET 2.0のセッションを受講してみよう。

セッション会場(Room A)に入る。

わぁ〜、立派な部屋ね。劇場にもなりそう。ってゆーか、これって劇場よね!?

まぁコンサートなどにも使われておるようじゃな、こんな大人数が参加できるようになっているとは、さすがにTech・Edが注目されているということじゃろう。しかも、この部屋はセッションを行っている部屋の1つにすぎないのじゃ。

あ、博士、セッションが始まりましたよ。

ふーん。パワーポイントのスライドを大画面に写して講師の方が説明していくのね。

だめだ〜難しくて何言っているのかさっぱり分からないよ。

いきなりADO.NET 2.0の話では君たちにはちと難しかったかな。しかし、セッションの中では講師の方が実演してくれる時間帯がある場合もあるので、必ず役に立つぞ。

ADO.NET 2.0 は Visual Studio 2005 から搭載されるデータアクセス制御の仕組みなんでしょう?

うむ。正確には .NET Framework 2.0 の一部なのじゃ。現行のADO.NETを使い勝手やパフォーマンスを考慮して改造したものじゃな。互換性が重視されているので現在のADO.NETを使って作ったプログラムもそのまま動かせるようじゃ。

????(理解不能)

 

3.お昼

 

さて、お昼でも食べに行こうかの?

やったー

博士。さっき受け付けの所でもらった食券が使えるのよね?

そうなのじゃ。Tech・Edの参加者には4500円分の食券が支給されて、会場周辺の一般のレストランで通用するのじゃ。

それは、すばらしいですね!僕、お寿司が食べたいな!

よしよし。それではお寿司屋さんに行くか。寿司屋でも食券が使えるのじゃ。

 

しかし、お寿司屋さんは行列していた。

 

・・・・

しかたないから、あっちのお店で食べましょうよ。

 

食券の他にもSQL Server 2005 ベータ版のDVDやバッグ、マイクロソフト扇子、マイクロソフトメモ帳などさまざまなグッズがもらえるぞ。後で確認してみよう。聞き逃したセッションの内容もDVDとして後日送られてくるぞ。

 

4.INETAイベント

 

さて、これですべてのセッションが終了したぞ。本来なら明日のセッションにも参加するのが良いのじゃがV太もB子もあまり学校を休むわけには行かないからな。

じゃあ、帰りましょうか?

いや。実は今日はマイクロソフトのセッションが終了した後でINETAのイベントがあるのじゃ。それに参加しよう。

セッションのほかにもいろいろなイベントがあるのよね。パーティや、講師の方とのランチタイム、それにINETAのイベント、細かいものもあげるともっとあるわね。

INETAは4つのイベントを同時に行うのでどれに参加するか決めなくてはならん。

うーん。どれがいいかしら。

実は、初めから決めてあるのじゃ。「技術処方箋」というのに参加しよう。これにはVisual Basic 中学校の校長先生もかかわっているということじゃからな。

それは、どんなイベントなんですか?

INETAに加盟しているいくつかのWebサイトの運営者たちがでてきて、自分のサイトの紹介や、技術的な話題を提供するイベントじゃ。みんなの知っているWebサイトの運営者が生でしゃべるのだからおもしろそうじゃ。

まぁ。どんなWebサイトが参加しているのかしら。

「@IT」、「PAPA'n VB」、「えムナウのプログラミングのページ」、「宇宙仮面のC#プログラミング」、「FooPah!」、「AILight」、「チャム&レオ's blog」、「Elfaria Development Studio.eds」、「いつまでも構想中」、そして「Visual Basic 中学校」じゃ。

(敬称は略しています。ご容赦ください)

まぁ、私がよくいくサイトもはいっているわ。それに他のサイトもなんだか聞いたことがあるのが多いわ。

検索とかするとよくひっかかるサイトもある。この人たちが生でしゃべるなんて面白そうだね。

そうじゃろう。そうじゃろう。

今回はあいにくこのイベントにしか参加できないが、他の部屋ではさらに他の切り口で他の出演者たちがイベントを開催しておる。

 

5.最後に

 

ふぁー。今日はいろいろ見られて面白かったです。でも流石に疲れたかな。

Visual Basic 中学校の校長先生って思ったより●●●たわ。

わしはこれからINETAのミーティングに参加してくるからV太とB子は先にホテルに戻っていなさい。

その前に今日の感想を聞いておこうかの。

うーん。いろいろな近未来の技術がわかってわくわくしてきました。来年にはこれらの技術が実際に使えるようになるんですねぇ。家に帰ったら早速ベータ版をインストールして遊んで見ます。

INETAのイベントが思ったより良かったわ。いろいろな技術者の人達が共同でイベントを運営しているという感じでマイクロソフトのセッションとはまた一味違ったよさだったわ。

ほほ。二人ともなかなか良い感想じゃの。われわれをTech・Edに招待してくれたマイクロソフトとINETAに改めて御礼を言いますぞ。

 

招待、招待って、招待されなかった場合は参加費はいくらくらいなんですか?

12万5000円じゃ・・・・。

!!!!

といっても早期申し込みや団体申し込み、MSDN会員割引などあれやこれやの割引があるからの。もし来年Tech・Edに参加してみたいと思った人いたら定価に驚かないでいろいろ調べてみて欲しい。

でもやっぱり個人で参加は厳しい気がします…。