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Visual Studio 2019 インストールの手引き

2019/6/23 更新

マイクロソフトから無料でダウンロードできるVisual Studio 2019 (読み方:ビジュアル スタディオ 2019)をダウンロードしてインストールする手順を説明します。

Visual Studio 2019にはいくつか種類があります。ここでインストールするのは「Community」(コミュニティ)という無償版です。

概要
  • Visual Studio 2019のダウンロード・インストール・製品登録を説明します。
  • すべて無料で実行できます。
  • Windowsの場合、Windows 7 SP1以上が対応OSです。この記事ではWindows 7を使っています。

概要

Visual Studio Community 2019は個人の開発者が無料でVisual BasicやC#でプログラムする場合のもっとも一般的な製品です。

約6万円する有料版のVisual Studio Professionalとほぼ同じ機能なのでとてもお得です。

インストール可能OS: Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10 バージョン 1703以降, Windows Server 2012 R2, Windows Server 2016, Windows Server 2019, macOS Mojave 10.14, macOS High Sierra 10.13, macOS Sierra 10.12

必要な空き容量: 20GB 程度 (この手順どおりにインストールした場合)

インストール所要時間: 私の場合 2時間 でした。

 

この手順は Windows7 + Chrome で作成しています。他の環境では異なる表示や操作が必要になる場合があります。

2メモ メモ - 上級者向け

オフラインインストールの方法はこちらで説明しています。これは上級者向けです。

Visual Studio 2019をオフラインでインストールする方法

インストールの詳細はリリースノートを参照してください。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/visualstudio/releases/2019/release-notes

1.インストール

1−1.ダウンロードサイトにアクセスします。

ブラウザで下記URLにアクセスします。

https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/

 

1−2.Community の「無料ダウンロード」をクリックします。

Visual Studio Community 2019 Download

 

1−3.画面が切り替わってダウンロードが自動的に開始します。このダウンロードは数秒で完了します。

Visual Studio Community 2019 Download

 ※インストールを開始するまではブラウザーやOSの種類によって画面や表示される内容が異なります。

Chromeの場合、「開く」をクリックします。

Run Visual Studio Community 2019 Installer

 

 

1−4.「実行」をクリックします。

この画面はブラウザの裏に表示されていて気がつかない場合があります。時間がかかると感じたら、ブラウザを最小化してこの画面が裏に表示されていないか確認してください。

Run Visual Studio Community 2019 Installer

 

1−5.この画面が表示される場合「続行」をクリックします。

Visual Studio Community 2019 Installer preparation

 

1−6.インストーラーのダウンロードとインストールが始まるので完了するまで待ちます。数分かかります。

この画面は表示されない場合もあるかもしれません。はじめてやるときには必ず表示されると思います。

これはまだVisual Studioをインストールしているわけではありません。

Visual Studioをインストールするためのインストーラーをインストールしています。

Visual Studio Community 2019 bootstrap download

 

1−6.ワークロードで下記を選択し、「ダウンロードしながらインストールする」をクリックします。

この選択はインストールが完了した後に変更することもできます。

Visual Studioをインストールする場所を変更したい場合は、この画面の下にある「変更...」でインストール場所を指定してください。

Visual Studio Community 2019 select workloads and components

 

メモ メモ - 初心者には何を選択すればよいのかわからないと思うので私が選びました

本来ワークロードや個別のコンポーネントにはインストールしたい機能を自由に選択します。しかし、機能の数が膨大で初心者には無理なので、私が初心者向けに選択した内容が上記の本文の内容です。

本文で紹介しているワークロードを選択するとVisual BasicまたはC#を使って、WindowsやLinuxで動作するアプリケーションを作成できるようになります。また、ブラウザー経由でアクセスするWebアプリケーションも作成できます。

ゲーム開発、iOS向け開発、Andoroid向け開発、C++、データサイエンスなど他に気になるものがあれば選択しても良いですが初心者向けではないものが多いので、Visual Studioやプログラミングに慣れてきてから変更するのが良いと思います。

1−7.しばらく待ちます。

私は以前にVisual Studio Community 2017を入れたことがあるからだと思いますが、画面にはVisual Studio Community 2017の情報も表示されていました。

wait the instlation

私の場合ここで2時間弱かかりました。

1−8.「ようこそ」が表示されたら「後で行う。」をクリックします。

ここで「後で行う。」を選択すると、無償で30日間Visual Studio Community 2019を使用できるようになります。

それ以上使用したい場合は、アクティベーションを行う必要があります。アクティベーションはインストール完了後に「ヘルプ」メニューの「製品の登録」から実行できます。

later

 参考:Visual Studio にサインインする必要がある理由

https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dn457348.aspx

1−9.「Visual Studio の開始」をクリックします。

「開発設定」の選択肢によって、画面やキーボードの操作方法が変わります。初心者は必ず「全般」にしてください。

配色テーマの方はお好みで変更しても良いです。

initial setting of Visual Studio

 

1−10.「コードなし続行」をクリックします。

この画面は、今後Visual Studio 2019を起動するたびに表示されます。

Visual Studio 2019 continue without any codes

1−11.完了

おめでとうございます。

これでVisual Studio Community 2019を使ってプログラムを開始できます。

Visual Studio 2019 complete installation

なお、インストーラーが起動したままになっている場合は「×」で閉じておいてください。

 

 

さあ!次の段階へ!

次の段階は入門講座第1回です。まずはVBを起動して簡単なプログラムを作成します。